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デフレの時代の物とお金〜 (この時代は物よりお金が強い
傾向です。)
たくさんの物(固定資産など)を持ち抱えては、競争の激しいデフレ時代にスピ−ディ−な走りは難しいでしょう。
(インフレの時代は土地や商・製品などが値上がりしましたので、お金を持っていてもお金の価値は下がり、お金より物が強い
傾向でした。今はその逆方向を向いています。)
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(2) |
デフレ時代の借金は〜 必要最低限度に(先ず賃借の考えから)
イ |
お店の展開などでは腰が軽い方が良い場合が多いですね。
例えば、土地を買いお店を建てた後、数年間で店周辺が変わったり同業者が多くなって
激戦となった場合に、不動産を取得した場合より建物を賃借した方が場所も変え易い。
(中古の店を賃借してリニューアルすること等で、必要最低限の投資に)
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ロ |
収入を生む土地・建物では、収益性の高い・普通・低いを検討します。
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ハ |
事務所などの労働環境の整備は必要最低限に
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(インフレ時代の借金は、土地や商・製品などの値上がりがありましたので、値上がり益や
売上増加により借金が徐々に軽くなっていきました。今はその逆方向を向いています。)
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貸借対照表はなるべく軽い財務体質に変化させます。
イ |
有形固定資産などを軽くし総資産を少しでも圧縮します。
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ロ |
技術・企画ノウハウ や ハウツーといった資産は 、増やす努力をします。
* 重いモノは「持たざる経営」とも言われ、値下がりリスクのある土地や
建物は、現在所有する必要があるのかどうか検討します。
* また、支払家賃等と所有による借金返済など長期間の試算をして、
所有する場合は、売れる確率や賃貸収入が得やすい土地・建物を
取得します。 (損得よりも幸せ感の所有などは除きます)
* また、機械や車などは買った場合と多少不便でも借りた場合とでは
損益面からどちらが得か計算しましょう。 |
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